2022年7月16日、Winking StudiosのJohnny Jan董事長兼執行長はPC用ソロゲーム『Heroine Anthem』シリーズの開発を担当している風雷スタジオ(WindThunder Studio)のクリエイター黄正宇氏とともに、台北ゲーム開発者フォーラム(TGDF)にて彼らのここ数年間におけるゲーム制作の道のりについて紹介しました。
主に5年前に『Heroine Anthem ZERO 1–奉献』がリリースされた際に評価が振るわず売上が落ち込んだことや、低迷期に入った後開発チームが窮地をいかにして脱したか、そして5年の間ひたすら切磋琢磨し、新作『Heroine AnthemZERO 2–鱗痕の誓約』が大きな反響と評価を得るに到ったかについて語られました。
さらに今回は台湾ゲーム産業振興会主催の「2022台湾オリジナルゲーム大賞」で数ある優秀な作品の中から、本年度最優秀商業作品に選ばれ、同コンテスト最高の栄誉賞となる「商業部門-優勝」を獲得しました。
今回のTGDFではCEOのJohnny Jan氏とクリエイターの黄正宇氏の豊富な開発経験をもとに、オリジナルゲームの制作プロセスや挑戦、対処方法などを参加者らに知ってもらい、さらにゲーム開発の過程で困難に直面している開発者らに対し、創作上の困難からより広い視野と新しい方向性を切り開くことができることを議題に沿って示しました。
台北ゲーム開発者フォーラム(TGDF)は2012年に初めて開催されてから今年ですでに10年目を迎え、台湾をはじめ世界各国のゲーム開発者たちの討論および交流の場を提供することによって産業の発展を牽引する役割を担っています。また各国間における協力を促進する役割も担っています。
Winking Studiosは2年前の台北ゲーム開発者フォーラムでも、世界におけるゲームアウトソーシング産業の現状について分析するとともに,ゲーム産業の競争の中で研究と技術開発や制作プロセスを通じて如何に業界において自らのリーダー的立場を確保していくかについて語っています。