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Epic GamesとWinkingが共同でUnreal Engine 5 台湾地区ゲームクリエイティブデザイン大賞を開催

 

世界的な大手ゲーム会社Epic GamesとWinkingは2022年7月14日、Unreal Engine 5台湾地区ゲームクリエイティブデザイン大賞を共同で開催することを発表しまたした。台湾全土の大学や専門学校等の学生らに対し、「ぜひとも個人または団体としてエントリーして、年に1度の大会でそれぞれのクリエイティビティを発揮し、オリジナリティ溢れる作品を完成させてほしい!」と呼びかけました。

Epic GamesとWinkingは2016年から2018年にも台湾市場でUnreal Engine 4ゲームデザイン大賞を2度開催しており、これらのコンテストでは人々があっと驚くような優秀な作品が数多く生み出されました。また、10数校の大学や専門学校等で講座を開いて指導を行い、スタジオ工房というスタイルでUnreal Engine 4の人材育成も行っています。そして今年4月にEpic Gamesからついに最新次世代ゲームエンジンUnreal Engine 5がリリースされたことを受けて同コンテストを開催し、こうした活動を通じてゲーム産業の基礎を固めるとともに、ゲーム業界に大きな影響力を有するゲームエンジン技術を用いて同業界のグレードアップを促していきたいと考えております。

今回の発表記者会見では、主催者であるEpic GamesのUE中華圏エリアマネージングディレクター呉灝(Wu Hao)氏がビデオ会議の形で参加し、Unreal Engineが現在世界各地で獲得している重要な成果や台湾地区で開催される今回のコンテストのビジョンについて語るとともに、ゲーム産業関連指導機構の代表らが出席して祝辞を述べ、デザイン大賞開催の発表を共に祝いました。また、各大学や専門学校等のゲームやマルチメディアを専門とする約20名の学科主任や教員らも今回の発表記者会見に出席しました。関連の教育機関や専門家の協力や推進活動を通じてUnreal Engine 5を使うことのできる地元人材をより多く育成し、台湾のゲーム産業が更なる専門化と国際化へ向けて新たな道を邁進していくことが期待されています。

今回のUnreal Engine 5台湾地区ゲームクリエイティブデザイン大賞は、参加申し込みが2022年7月14日から2023年6月20日迄で、作品の提出期限は2023年6月30日までとなっています。台湾地区の各大学・大学院・専門学校の学生であれば誰でもエントリーすることができ、応募可能な作品はゲーム類だけに限りません。ゲーム作品には金賞・銀賞・銅賞が用意されており、非ゲーム作品(動画や映画など)も別途審査が行われ、優秀な作品には特別賞が贈られます。同コンテストに関するさらに詳しい情報は公式サイトをご覧ください: https://www.winkingworks.com/UE5event

Unreal Engine 5 はEpic Games が開発したゲームエンジンUnreal Engineの最新版で、2つの新しいコア技術を備えています。その1つは「Nanite」で、開発者はシーンやモデルの複雑さを気にすることなく、非常にディテールの細かな写真素材をゲームにインポートすることのできる最新技術で、ゲームのシーンで複雑なポリゴンの処理を行う際に役立ちます。そしてもう1つは「Lumen」で、動的なグローバルイルミネーションを提供してシーンや光源の変化に対するリアルタイムな反応を可能にし、無限のバウンスによるハイクオリティなディフューズやスペキュラといった効果によって画質を大幅に向上させるとともに、プロジェクトにおいて繰り返し行われる演算時間を短縮させることができます。カギとなる2つの技術を盛り込むとともに数々の技術の改善も行い、まるで映画または現実世界のようなバーチャルな視覚効果を実現します。現在『トゥームレイダー』や「ウィッチャー』および『Black Myth: WuKong』などといったますます多くの人気ゲームがUnreal Engine 5を使用した開発であることを大々的に宣言し、躍動的で真に迫った3Dゲームの世界をつくり出しています。

共催者であるWinkingのCEO詹承翰(Johnny Jan)は発表記者会見で祝辞を述べ、Unreal Engine5台湾地区ゲームクリエイティブデザイン大賞開催という、Epic Gamesと直接交流できる貴重なチャンスを生かし、Unreal Engine 5による開発ノウハウを自分のものにして、グローバル市場のトレンド技術に追い付いてほしいと語りました。

Epic Gamesについて

Epic Gamesは、1991年に同社のCEOを務める創設者Tim Sweeney氏によって設立された、アメリカの企業です。本社はノースカロライナ州ケーリーにあり、世界各地に40以上のオフィスを構えています。現在、Epicはインタラクティブ エンターテイメントのリーディング カンパニーにまで成長し、3Dエンジン技術の開発企業ともなっています。Epicが運営する『フォートナイト』は世界で最も高い人気を誇るゲームの1つで、3.5億以上の登録アカウント数と25億のフレンド接続数を有しています。EpicはさらにUnreal Engine(アンリアルエンジン、UE)も開発しており、これは全世界の優れたゲームを支えるとともに、映画やテレビ、建築、自動車、製造など分野やシュミレーション等の様々な業界にも幅広く応用されています。また、Unreal EngineやEpic GamesストアやEpicオンラインサービスを通じて、開発者やクリエイターがゲームやその他のコンテンツを構築・配信・運用することのできるエンドツーエンドのデジタル エコシステムを構築しています。

Winking Studiosについて

Winking Studiosは2003年に創立しられました。今までずっと最も良質なアート資産と挑戦的なゲーム作品の提供に尽力してまいります。20年近くに渡る歴史の中で世界的に最も芸術的で創作意欲に溢れたアーティスト達が集まっています。 台北、上海、南京、シンガポールに専属の開発スタジオと運営拠点を持ち、合わせて約600名を超える人材が働いています。世界各国の大手ゲーム会社と協力し、ゲームにおける美術制作と開発に注力してきた。PC、モバイル、Switch、Xbox Series S/X、PlayStation 4/5にも当社が深く参与したタイトルがある。