Winking Studiosは2023年11月にシンガポール取引所に上場して以来、売上の成長と能力の向上、およびグローバル市場での存在感の拡大などの目標に合致する企業の買収など、グローバル戦略的拡大イニシアティブを積極的に推進しています。
多様な顧客基盤と独自の技術を持つ対象企業を徹底的に精査してきた結果、Winking Studiosは4月1日にOn Point Creative株式会社の買収を成功した事を発表しました。この動きは、アートと技術革新を組み合わせて、より高品質なアートプレゼンテーションとトータルゲーム開発サービスを提供することを目的としたものです。
On Point Creativeのメンバー
2018年に台北で設立されたOn Point Creative(以下、OPC)は、2Dデザイン、アニメーション、3Dプロダクション、エンジン統合、建築および広告プロモーションなどのさまざまなアート制作サービスの提供を行っております。その使命は、地元のアートチームと才能を国際的に高く評価させる事でもあります。 OPCのチームメンバーは、ゲームアートアウトソーシング業界で10年以上の経験を持ち、アート制作、ビジネス交渉、およびプロジェクト管理の幅広い専門知識を有しています。 OPCは、Activision、2K Games、Capcomなどの国際的に認知されているゲーム開発会社と協力し、『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』、『コール オブ デューティ ヴァンガード』、『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア III』、『レゴ 2K ドライブ』、および『ロックマン』などのタイトル開発に重要な役割を果たしています。
技術の進化や時代のニーズの変化に伴い、ゲームアートのスタイルと技法は引き続き変化し続けています。 OPCは、高品質な作品を提供する能力を向上させるだけでなく、市場の需要の変化にも敏感であり、クライアントにカスタマイズされたソリューションを提供し、ゲームアートアウトソーシング部門でトップの地位を維持しています。 OPCの専門知識は、国際的な大規模なコンソールゲーム開発者のニーズに対応しており、主要なクライアントとして国際的で巨大なゲームメーカーを対象にしています。さらに、OPCは、生産スケジュールをバランス化させるためにモバイルゲームおよび独立系ゲーム開発者にも協力して事業を多様化しています。
買収後、OPCのCEOであるSim Chenは引き続き会社の事業運営をリードし、成長志向のマネジメント戦略を策定します。チェン氏は、「OPCとWinking Studiosはゲーム業界で類似の経験と価値観を共有しています。両社の統合により、経験のさらなる交換を促進し、ゲーム開発と統合のスキルをさらに高め、業界での競争力を高め、国際市場での存在感を拡大することを目指しています」と述べております。
OPCのCEO、Sim Chen
Winking Studiosの会長兼最高経営責任者であるJohnny Janは、OPCの統合がWinking Studiosに新鮮な創造性と活力をもたらすと述べ、国際市場でのゲームアートのアウトソーシング技術を革新する可能性があると述べました。彼はこの買収がWinking Studiosの戦略的拡大活動の始まりに過ぎないことを強調し、シンガポール取引所が提供する柔軟性と利便性を活用して、ブランドのグローバルな評判と影響力を強化するためにさらなる有意義な買収を実施する計画があることを強調しました。