5Ｇが注目される中、世界中の先進的な都市では5G技術を発展させる為にあらゆる努力をしています。台北のデジタル産業園区DigiBlockも5Gデジタルテクノロジー実証場が設置され、様々なチームが5G製品のテストや検証を行っています。また定期的に5G関連の交流会も開かれ、各領域の専門化が集い5Gのビジネスチャンスや実際の応用問題について情報を提供しあっています。
ウィンキングは台北の研究チームの中でも初めてテストを行ったチームの一つで、2020年9月16日の交流会「5Gによる飛躍的進化とゲーム技術の大躍進」に参加しました。
先ずは、台湾のゲーム業界で最大手の企業である「智冠科技」( soft-world )の理事である黄明芬が、5Gがゲーム業界に与える開発の変化と市場変化について語りました。
ウィンキングを代表して講演したのはゲーム業界10年以上となる李錦恒（リ・ジンヘン）総監となる。サッカーゲームの開発で世界中にパブリッシングを行い、ゲーム業界の変遷についての深い観察を行っている。現在は主に5G時代のゲーム業界の開発と展望について研究を行っている。彼は先ず5Gがゲーム生態にどの様な影響を及ぼし、クラウドゲーム時代の到来とスマフォゲームの発展可能性について触れた。次に、バックエンドコンピュータや重い機器や高コスト、Wi-Fiストリームでの信号転送用の帯域幅の不足など、現在フリーローミング技術が体感性VRゲームに与えているボトルネックをリストアップしました。これらは、5G技術を通じて問題を改善する事が可能であり、Wi-Fiがどこでも利用できないという問題を解決します。最後に、5Gが将来的にAR / VRに対して予測を超えた新領域を創造していくことへの期待感を表明しました。
講演が終わり、主催者は2人の講演者のスピーチの内容についてディスカッションを行いました。その後2つのサークルに分かれ講演者と参加者がより踏み込んだ意見交換を行い、参加者は講演者と話し合うために5Gゲームに関連する質問と意見を熱心に提起していました。講演者や参加者にとって多くの収穫を得る機会となりました。
